ソレノイド形電磁ランチアのコイル寸法が飛翔高さに与える影響についての検討

研究目的

 ソレノイド形電磁ランチア(Solenoid Electromagnetic Launcher:ソレノイド形EML)では,落雷時の雷害防止または雷のエネルギー利用を目的とした誘雷用EML,アルミニウムなどの非磁性金属板の生産加工ラインにおける移送・分離用としてのEMLの利用を目的として研究をおこなってきた。
 ソレノイド形EMLの問題点として,ソレノイドの設計基準が不明確であることや飛翔と各パラメータとの関係が不明瞭であることが挙げられる。本研究では,これらの問題点を解決するためにソレノイドの設計手法の確立と飛翔における物理現象の解明を目的として研究をおこなっている。





図1 発射シミュレーションの概略

図2 ソレノイド形EMLの実験装置


図3 有限要素法を用いた飛翔高さシミュレーション(磁束密度分布)

主な研究論文
 (1) 奥井 芳明,森本 泰雄,七原 正輝,杉田 聡,山上 廣,山田 一:誘雷装置としての2段式ソレノイド形電磁ランチアについての考察,日本応用磁気学会誌,Vol. 20,No. 2,pp. 645-648,1996.

 (2) 七原 正輝,奥井 芳明,蔡 勝年,水野 勉,山上 廣,山田 一:ソレノイド形電磁ランチアのソレノイド寸法比,日本応用磁気学会誌,Vol. 21,No. 4-2,pp.825-828,1997.

 (3) 蔡 勝年,七原 正輝,水野 勉,山上 廣,山田 一:ソレノイド形電磁ランチアの発射速度シミュレーション,日本応用磁気学会誌,Vol. 22,No.4-2,pp.937-940,1998.

 (4) 水野 勉,堀内 学,大橋 義納,山田 一,小林 延行,加藤 耕明:空心形電磁ランチアのコイル寸法比と飛翔高さとの関係,第14回MAGDAコンファレンスin岐阜,pp.276-279,2005.


 

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