コンプレッサに用いるコイル可動形リニア直流モータの開発

研究目的

 家電用冷蔵庫における,省エネルギー化の流れ,および庫内容積向上のユーザ要求がある。そのため,コンプレッサ部のサイズを小さくすることが必要である。すなわち,コンプレッサの駆動源に用いるモータが小形,高効率であることが必要となる。  そこで,我々はコンプレッサの駆動源にコイル可動形リニア直流モータ(Moving-Coil-Type Linear DC Actuator,LDM)を用いることを検討している。電気的入力を機械的往復振動に直接変換可能なため,クランク機構が不要となる。それにより,システムとしての小形化,高効率化が図れると考えられる。

基本仕様
コンプレッサに用いるコイル可動形リニア直流モータの外観
外形寸法φ170×120[mm]
ストローク±9[mm]
可動子質量0.444[kg]
基本特性
推力定数95.7[N/A]
モータ定数28[N/W1/2]
推力/入力比7.9[N/W]
(静推力 100 [N]発生時)
本モータの応用展開(1)医療機器への応用(例:人工心臓用LOA)
(2)バイブレータ(携帯電話等)
(3)Stirling 冷凍機
(4)エアコンプレッサ
主な研究論文
1) T. Mizuno, T. Yaegashi, H. Yamamoto, K. Shibuya, and H. Yamada:Reciprocating oscillation characteristics of linear DC motor, Proceedings of International Power Electronics Conference (IPEC-Tokyo 2000), Vol. 1, pp. 118-123, 2000.
2) H. Yamamoto, T. Mizuno, T. Yaegashi, K. Shibuya, and H. Yamada:Efficiency characteristics of linear DC motor by usuing a novel measuring method, Book of abstracts of 3rd European Conference on Magnetic Sensors and Actuators (EMSA 2000), pp. 51-52, 2000.

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