リニア直流モータの鉄損解析に関する研究

研究目的

 リニア直流モータ(LDM)静特性(静推力特性,モータ定数特性など)に関する解析・設計手法はほぼ確立しつつある。しかし,動特性(動推力,鉄損,効率特性)については,いまだ未解決の課題も多い。 一般に,LDMの磁気的動作点はヨークの飽和磁束密度の1/2が良いとさている。しかし,材料の特性は非線形,磁気飽和,鉄損等の影響があるため,磁気的動作点はヨークの飽和磁束密度の1/2ではなく適正な値が存在すると考えられる。そこで本研究では,LDMの鉄損解析を主眼におき,LDMの静特性と動特性との関連を明らかにしようとするものである。





基本仕様
リニア直流モータの外観
外形寸法100×50×69[mm]
ストローク±10[mm]
可動子質量279[g]
定格推力15.1[N]


主な研究論文
1) 水野 勉,西川 健太郎,宇津野 良,小林 学,山田 一:直流バイアスを考慮したモータ定数の検討,電気学会リニアドライブ研究会資料,LD-02-80,pp. 1-4,2002.

2) Tsutomu Mizuno, Kentaro Nishikawa, Makoto Utsuno, Manabu Kobayashi, Hajime Yamada:A new estimation of linear dc motor based on motor constant considering iron loss, Linear Drive Industry Applications, LDIA2003, 8-10 September 2003, Birmingham, UK, MO-03, pp. 446-449, 2003.

3) 水野 勉,西川 健太郎,宇津野 良,小野寺 誠一,河合 正範,小林 学,山田 一:リニア直流モータのヨーク材質を考慮した直流バイアスの評価,電気学会リニアドライブ研究会資料,LD-03-82,pp. 35-40,2003.

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