円筒状リニア誘導モータ駆動によるエレベータ

研究目的

 リニア誘導モータ(LIM)は歴史が古く,長ストローク化が容易である利点が生かされ,地下鉄,搬送装置,板ガラスの作成プロセスなど用途は様々である。その中で,円筒状リニア誘導モータ(CLIM)をエレベータに応用する研究を行っている。  リニア誘導モータを用いたエレベータ(LIE)では,巻上機,減速機を必要としないため屋上機械室がなく,制御盤は任意の階層に設置することができることなど,建物の限られた空間を有効利用することに優れている。しかし,場合によってかごが振動しやすいなどの欠点を有している。本研究では,この振動の抑制を目的に研究を行っている。


基本仕様LIEの外観
エレベータに用いる円筒状リニア誘導モータの外観
外形寸法 1.0×0.5×2.6 [m]
最大ストローク  1.25 [m]
かごの質量 35 [kg]
   CLIM 12.6 [kg]
   外枠 22.4 [kg]
ギャップ長さ  1 [mm]
基本特性
発生推力 178 [N]
(周波数 16 [Hz] ,速度 2.0[m/s]のとき)


主な研究論文

  1. 山田 洋史,水野 勉,二瓶 秀樹,山田 一:端効果を考慮した円筒状リニア誘導モータの推力解析,日本応用磁気学会誌,Vol.22,No.4-2,pp.917-920,1998.

  2. Xiong Guangyu, Bu Qinghua, Mizuno Tsutomu, Yamada Hajime:"Field analysis of linear induction motor with finite-length primary", The 2nd International Sysmposium on Linear Drives for Industry Applications (LDIA'98), IEEJ, pp.388-391, 1998.

    その他 ** 編


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