搾乳機用パルセータを駆動する円筒状リニア振動アクチュエータ

研究目的

  市販されている搾乳機の構成要素の中で,搾乳性能を左右するパルセータには空気圧駆動式とリニア電磁ソレノイド駆動式がある。これらの駆動方式では,1/f ゆらぎ動作を行わせること,取り扱いの利便性にかけること,信頼性に問題がある。
  そこで,パルセータ駆動用に製品として新規性のある円筒状リニア振動アクチュエータ(Cylindrical Linear Oscillatory Actuator, CLOA)を開発し,併せてこのCLOAを搭載した小型,軽量かつ,高信頼性のリニア電磁パルセータに1/f ゆらぎ動作を与え,能率的な搾乳の実現を試みようと研究を行っている。



基本仕様
   搾乳機用リニア振動アクチュエータの外観
外形寸法21.2×32[mm]
容量  11[mL]
可動子質量  82.5[g]
コイル巻数  555[回]
ギャップの長さ  0.25[mm]
基本特性
静推力   7.0[N]
モータ定数  1.87[N/W1/2]
推力/入力比  0.59[N/W]
(入力電力 9 [W] 時)


本モータの応用展開

  1. 油空圧バルブ

  2. ポンプ



主な研究論文

  1. Takano Yutaka, Huang Yu-kai, Matsumoto Koji, Mizuno Tsutomu, Nishizawa Naotake, Yamaguchi Masahi, Yamada Hajime, "Structure analysis of four kinds linear oscillatory actuators for an electromagnetic pulsator", The 2nd International Sysmposium on Linear Drives for Industry Applications (LDIA'98), IEEJ, pp.279-282, 1998.

  2. 高野 豊,松本 好司,黄 于凱,水野 勉,西澤 尚武,山田 一:永久磁石を内蔵したリニア振動アクチュエータの推力特性,日本応用磁気学会誌,Vol.21,No.4-2,pp. 841-844,1997.

    その他 ** 編


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