" 研究内容の紹介 -信州大学 水野・卜研究室-

トランスグループ [2014年度]


  • トランスグループの紹介

     コンバータなどに用いられるトランスには小型軽量化,高効率化に対して強い要求がある。銅損低減のために巻線に磁性めっき線を用いることや形状,構造を変更することによる小型化,高効率化を目指し,研究を行っている。また,磁性めっき線を用いたコイルにより漏れ磁束から電力を回収する電磁エネルギー回収について研究を行っている。

  • トランスグループ 研究内容

    (1) 平角線を用いたトランスの抵抗低減

       鉄道車両などに用いられる大電力用コンバータの高周波化が進んでいる。このようなコンバータに用いるトランスは非常に大きな電流容量が必要である。占積率を向上させるためにトランスの巻線に平角線が用いられているが近接効果に起因する抵抗の増加による発熱が問題となっている。本研究では平角線の周囲に磁性粉を塗布することで近接効果を抑制し,大電力用トランスの小型化,高効率化させることを提案し,検討を行っている。
      図1 平角線を用いたトランスの構造
      図2 磁性体を塗布したトランスの構造

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    (2) 磁性めっき線を用いた電磁エネルギー回収

       身の周りの家電製品やPCは、微量の磁束が漏れ出ている。この漏れ磁束からコイルを用いて電力を回収し,センサなどの情報を無線モジュールで送信することを検討している。また高周波の磁束が鎖交することによるコイルの交流抵抗を低減させるため,巻線に磁性めっき線を用いることで,より多くのエネルギーを回収して他の機器のエネルギーとして利用することを目標としている
      図1 電磁エネルギー回収

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